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約90年の歴史を紡ぐ山田アトリエ。
確かな技術で、特別な一枚をお描きします

ほぼ独学で肖像画を修得して、1934年に横浜で画院を始めた初代の山田季幸。程なくして日中戦争が始まり、結核を患った季幸が地元浜松で療養しながら、戦死した青年の肖像画を無心で描きました。絵を贈られた遺族の感動に触れ、改めて肖像画の持つ不思議な力を実感します。山田季幸は100歳で筆を折るまで現役で肖像画を描き続け、104歳で永眠しました。

季幸の次男の山田潔は、京都で友禅の就業中、レンブラント展を訪れ、ヨーロッパの本格的な肖像画の素晴らしさに深い感銘を受けます。油絵の古典技法を修得するためにパリ留学を決心し、肖像画家になります。
そして3代目となる潔の次女、山田恵美里も美術専攻の高等学校を卒業後、肖像画家に弟子入り。その後山田アトリエ後継として活動し、全日肖展では最年少で内閣総理大臣賞を受賞しました。

地元浜松市内だけでなく、県内、全国に向けて活動をしております。
アトリエ内はいつでも見学できますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
作家の経歴・受賞歴